- BTOパソコンとは?
- BTOパソコンの選び方は?
- おすすめのBTOパソコンメーカー
BTOパソコンとは|初心者が知るべき賢い選び方ガイド
初心者の方でも安心して自分に合った1台を見つけられるように、BTOパソコンの基礎から選び方、さらには購入後のサポートまで、手取り足取りガイド致します。
BTOパソコンの基本理解
BTOパソコンとは、Build to Orderの略で、注文を受けてからパーツを選んで組み立てるパソコンです。
既製品と違い、使用目的や予算に合わせたカスタマイズが可能で、最小限の構成からハイスペックモデルまで、幅広いニーズに応えることができます。
個別のパーツ選びや組み立てなど、自由度の高さが魅力的です。
なぜBTOパソコンが人気なのか
BTOパソコンはそのカスタマイズ性の高さから、ユーザー自身の手で理想の機種をデザインできる点で評価が高まっています。
また、コストパフォーマンスも魅力の一つで、無駄な機能を省くことで経済的な利点も見込めるため、幅広い層から支持を受けています。
メリットとデメリットの概観
BTOパソコンには、高度なカスタマイズ性、コストパフォーマンスの良さがメリットとして挙げられますが、一方でパーツの選定にはある程度の知識が必要であり、また、注文後に発送されるまで時間がかかることが少なくありません。
これらのメリットとデメリットを踏まえ、購入に至る際は総合的な判断が求められます。
初心者にとっての魅力
初心者にとってBTOパソコンは、学習する楽しみと共に、自分に合った1台を手に入れることができる大きなチャンスです。
ベーシックなモデルからスタートし、徐々にアップグレードを重ねていくことで、パソコンに対する理解が深まり、より深い満足感を得られるでしょう。
BTOパソコンの選び方
無数に広がるBTOパソコンの選択肢。
その中から一台を選ぶ作業は決して簡単ではありません。
ここでは、パソコンの用途から予算の決め方、メーカーの特性まで、BTOパソコン選びのポイントを明確にします。
用途に合わせたスペックの選定
用途に応じたスペック選びはBTOパソコン購入の鍵となります。
ゲームや動画編集などヘビーなタスクを想定している場合、高性能CPUやグラフィックカードが要求されます。
オフィス作業やウェブ閲覧程度であれば、そこまで高いスペックは要らないでしょう。
実用性と予算を考慮し、バランス良く部品を選定していきます。
市場に存在する主要BTOメーカーの特徴
日本国内には数多くのBTOパソコンメーカーが存在し、それぞれに特色があります。
例えば、アフターサービスの充実しているメーカー、コストパフォーマンスに優れるメーカー、豊富なカスタマイズオプションを提供するメーカーなど、選ぶ際は各社の強みを比較検討することが重要です。
予算の決め方
予算の設定はBTOパソコン選びにおける重要な判断基準の一つです。
目的に応じた最低限必要なスペックを理解し、必要ないオプションに投資をしないようにすることで、無駄のない購入が可能になります。
バランスの取れた配置と予算設定が、長期的な満足感につながるでしょう。
アフターサービスの重要性
購入後も安心して使用するためには、アフターサービスの質が鍵を握ります。
保証期間の長さ、サポートの手厚さ、修理のしやすさなど、サービス内容を確認し、将来起こりうる問題への備えを含めたパソコン選びを心がけましょう。
カスタマイズオプションの理解
BTOパソコンの醍醐味は、豊富なカスタマイズオプションにあります。
しかし、選択肢が多い分、どのオプションが自分にとって必要かを見極める必要があります。
利用目的に照らし合わせ、長期的な視点で無駄のない選択を行いましょう。
性能を知る|スペック項目の説明
パソコンの性能を司るスペック項目は複雑ですが、その特徴を正しく理解することで、後悔のないBTOパソコン選びが可能になります。
主要な項目について、その機能と選び方のポイントを解説します。
CPUの選び方
CPUはパソコンの「頭脳」とされ、パフォーマンスに直結する重要なパーツです。
複数のコアを持つものや、クロック速度が速いモデルなどがありますが、用途を明確にし、必要以上の性能を追求しないことでコストパフォーマンスを高めることができます。
メモリの重要性
作業中のデータを一時的に保管するメモリは、マルチタスクの快適さに大きく影響を与えます。
基本的には、多ければ多いほど良いとされますが、過剰なメモリ容量が必ずしも必要ではありません。
平均的な使用に適した容量を選択することが賢明です。
ストレージの種類と違い
データの保存場所であるストレージには、HDDとSSDの2種類があります。
HDDは容量が大きくコストが低い特長がありますが、SSDはアクセス速度が早く、パソコンの反応速度を飛躍的に向上させます。
用途とバジェットに応じて適切なストレージを選定しましょう。
グラフィックスカードの役割
グラフィックスカードは画像処理を司り、特にゲームや動画編集などグラフィックに依存する作業では重要です。
高性能なグラフィックスカードはそれなりの費用がかかりますが、画質の向上とパフォーマンスの高速化に欠かせません。
電源ユニットの選び方
パソコンの安定稼働には品質の高い電源ユニットが必要です。
消費電力に余裕を持った能力の電源を選ぶことで、将来的な拡張や、パーツの故障リスクを減らすことができます。
また、効率の良い電源は電気代の節約にもつながるため、見落とせないポイントです。
冷却システムとその種類
パソコンの熱管理は性能を維持する上で欠かせません。
エアフローが確保されたケース、効率的なファン、水冷システムなど冷却方法は多岐にわたります。
静音性や冷却効果を考慮しながら、自分の好みとニーズに合うシステムを選択しましょう。
BTOパソコンおすすめゲーミングPCメーカー
初心者におすすめ!FRONTIER(フロンティア)
バリエーションは少ないものの、用途に応じたエントリーモデルからハイエンドモデルまでのPCが揃っています。
エントリーモデルと表現されていますが、性能的にはミドルクラスに位置するため、主に最低ミドルスペックを中心とした幅広いラインナップが特徴です。
エントリーモデルとしての価格はやや高めに感じるかもしれませんが、他社の同カテゴリーと比較すると、性能は上位に位置していると感じられます。
カスタマイズや分割払いにも対応しており、一定の性能を求める方には最適です。
MDL.make
MDL.makeは他社メーカーと比較して圧倒的な安さが魅力です。
低価格だからといって、性能の低いゲーミングPCを販売しているわけではなく、高解像度、高フレームレートでもゲームを楽しめるようなハイスペックなゲーミングPCを販売しています。
性能だけでなく見た目にもこだわりたいユーザーのために、フルLED搭載PCも多数用意されており、このデザインは単純に見た目が良いだけでなく、ゲームのモチベーションを上げるのにも最適です。
SEVEN(セブン)
SEVENは実店舗を持たず、オンライン専売のBTOショップです。その特長は、多岐にわたるカスタマイズ項目で、ケースだけでも20以上のバリエーションから選ぶことができます。
ほとんどの項目がカスタマイズ可能でありながら、翌日には商品が発送されるという素早い納期も魅力の一つです。
高品質なパーツでのカスタマイズが可能ながら、価格帯はやや高めに設定されています。ただし、定期的にセールが行われているため、購入を検討している方は公式ホームページを定期的にチェックすることがおすすめです。
豊富な知識を有するユーザーは、納得のいく構成でパソコンをオーダーできます。
ark(アーク)
Arkは秋葉原を代表するパソコンショップの一つで、BTO(Build to Order)での販売も特徴となっています。
MSIの公認サポート店であり、直接持ち込んで修理が可能な貴重なショップでもあります。パソコンパーツメーカーとして有名なMSIからのサポートは、利用者にとって頼りになる要素となっています。
また、MSIだけでなく、ASUSやASRockなどのPCパーツの主要メーカーとのコラボにより、ゲーミングPCも販売しています。これにより、好きなメーカーのマザーボードやケースを採用したゲーミングPCを選びやすくなっています。
パーツ単位で吟味したい上級者向けのショップとして知られています。
VSPEC(ブイスペック)
オンライン販売に特化したショップで、異なるコンセプトに基づいた多岐にわたるモデルが提供されています。マイニング向けや動画編集可能なクリエイター向けなど、用途に応じて選択できるのが特長です。
カスタマイズの自由度も高く、他のショップに見られるような構成からメモリやストレージだけを単独で選ぶことはありません。
ただし、納期はやや遅いため、急いでいる方は他のショップを検討することをお勧めします。
初心者がパーツを一から選定することは難しい一方で、中級者以上には非常におすすめのショップです。
TSUKUMO(ツクモ)
BTO分野では、ドスパラやパソコン工房と同様の高い知名度を誇り、実店舗も展開しています。
豊富なPCラインナップが特徴で、手頃な価格で入手できるエントリーモデルから、全パーツを高性能なもので組み上げたハイスペックモデルまで広範に揃えています。
また、カスタマイズも綿密で、最新のパーツが一目で分かるように工夫されており、初心者の方でも安心して購入できます。
一方で、情報が豊富であるため、サイトの見た目は分かりやすいものの、不安を感じる方には購入前に問い合わせを行うことをお勧めします。
STORM(ストーム)
ストームは、非常に優れたコストパフォーマンスを誇るショップです。同じスペックのパソコンが他の店舗では考えられないほどの低価格で提供されています。
価格が手頃であるからといって、無名メーカーのパーツを使用しているわけではありません。むしろ、ASUSやMSIなど一流メーカーの製品を厳選して採用しています。
さらに、白いゲーミングPCの幅広いラインナップが魅力の一環です。グラフィックボードやCPUクーラーまで白いモデルを提供しているゲーミングPCは希少です。
特定のスペックを求め、できるだけリーズナブルに購入したい方には、ぜひおすすめのショップと言えます。
Astromeda(アストロメダ)
Astromeda(アストロメダ)は、日本初の光るゲーミングPCブランドです。マイニングベース社が創業してから間もなく、デザインと性能を両立させたゲーミングPCブランドとして注目されています。
グラフィックボードはRadeon RX 470からRX 5700 XT、またはGeForce GTX 1050 TiからRTX 2080 Tiまで幅広く用意されています。
メモリ、SSD、HDDもカスタマイズ可能で、価格は約7万円から約34万円までさまざまです。
Astromeda(アストロメダ)は美麗なデザインと光る要素に特化しており、ケース内のRGBファンやLEDメモリはカスタマイズ可能で、自分好みのカラーに変更できます。
まとめ
BTOパソコンは、カスタマイズの自由度、コストパフォーマンスの高さ、サポートの手厚さなど、多くの魅力を持っています。
自分のニーズに合わせたパーツを選ぶことで、理想のパソコンを手に入れることができます。是非一度、BTOパソコンの魅力をご体験してみてください。