- BTOパソコンとは?
- BTOパソコンの選び方は?
- おすすめのBTOパソコンメーカー
初心者の方でも安心して自分に合った1台を見つけられるように、BTOパソコンの基礎から選び方、さらには購入後のサポートまで、手取り足取りガイド致します。
BTOパソコンとは?
BTOパソコンとは、Build to Orderの略で、注文を受けてからパーツを選んで組み立てるパソコンです。
既製品と違い、使用目的や予算に合わせたカスタマイズが可能で、最小限の構成からハイスペックモデルまで、幅広いニーズに応えることができます。
個別のパーツ選びや組み立てなど、自由度の高さが魅力的です。
BTOパソコンはそのカスタマイズ性の高さから、ユーザー自身の手で理想の機種をデザインできる点で評価が高まっています。
また、コストパフォーマンスも魅力の一つで、無駄な機能を省くことで経済的な利点も見込めるため、幅広い層から支持を受けています。
BTOパソコンのメリット
BTOパソコンを購入するメリットは大きく6つあります。
- カスタマイズ性が高い
- コストパフォーマンスが良い
- 高性能なパソコンが手に入る
- 不要なソフトが入っていない
- 動作保証がある
- 愛着がわく
BTOパソコンは、自分の好みに合わせてパーツを選んで組み立てることができます。
例えば、CPUやメモリ、ストレージなどを自分の用途に合わせて選べるので、必要な性能を持ったパソコンを手に入れることができます。
必要なパーツだけを選んで購入するため、無駄な機能やソフトが入っていない分、コストを抑えることができます。
また、パーツを大量に仕入れることで、全体的なコストも低く抑えられます。
BTOパソコンは、組み立て後に動作確認が行われるため、購入後に動作しないというリスクが少ないです。
自分でパーツを選んで組み立てることで、パソコンに対する愛着がわきやすくなります。
BTOパソコンのデメリット
BTOパソコンを購入するデメリットは以下の3点です。
- ある程度の知識が必要
- 納品に時間がかかる
- サイズが大きいことがある
BTOパソコンは自分でパーツを選んでカスタマイズするため、パソコンの基本的な知識が必要です。
適切なパーツを選ばないと、期待した性能が得られないことがあります。
BTOパソコンは注文を受けてから組み立てるため、納品までに時間がかかることがあります。
通常は1~2週間程度ですが、在庫状況や工場の稼働状況によってはさらに時間がかかることもあります。
BTOパソコンは将来的な拡張性を考慮して設計されているため、メーカー製のパソコンよりも大きくなることがあります。設置スペースを確認しておくことが大切です。
BTOパソコンの選び方
無数に広がるBTOパソコンの選択肢。
その中から一台を選ぶ作業は決して簡単ではありません。
ここでは、パソコンの用途から予算の決め方、メーカーの特性まで、BTOパソコン選びのポイントを明確にします。
スペックの選定
用途に応じたスペック選びはBTOパソコン購入の鍵となります。
例えば、ゲーム、動画編集、ビジネス用途など。用途によって必要なスペックが変わります。
用途に応じて必要な基本スペックを確認しましょう。例えば、ゲームなら高性能なグラフィックボードが必要ですし、動画編集なら大容量のメモリや高速なストレージが重要です。
予算の決め方
次に、どれくらいの予算をかけるかを決めます。
予算に応じて選べるパーツや性能が変わってきます。
目的に応じた最低限必要なスペックを理解し、必要ないオプションに投資をしないようにすることで、無駄のない購入が可能になります。
バランスの取れた配置と予算設定が、長期的な満足感につながるでしょう。
BTOメーカーの特徴
日本国内には数多くのBTOパソコンメーカーが存在し、それぞれに特色があります。
例えば、アフターサービスの充実しているメーカー、コストパフォーマンスに優れるメーカー、豊富なカスタマイズオプションを提供するメーカーなど、選ぶ際は各社の強みを比較検討することが重要です。
カスタマイズオプションのポイント
BTOパソコンの醍醐味は、豊富なカスタマイズオプションにあります。
しかし、選択肢が多い分、どのオプションが自分にとって必要かを見極める必要があります。
利用目的に照らし合わせ、長期的な視点で無駄のない選択を行いましょう。
- CPU: パソコンの頭脳。用途に応じて性能を選びます。
- メモリ: 作業の快適さに直結。8GB以上が一般的ですが、動画編集やゲームなら16GB以上がおすすめです。
- ストレージ: SSDは高速で、HDDは大容量。用途に応じて選びます。
- グラフィックボード: ゲームや動画編集には必須。性能が高いほど快適に動作します。
保証とサポートを確認
購入後のサポートや保証内容も重要です。長期保証や24時間サポートがあると安心です。
保証期間の長さ、サポートの手厚さ、修理のしやすさなど、サービス内容を確認し、将来起こりうる問題への備えを含めたパソコン選びを心がけましょう。
BTOパソコンおすすめゲーミングPCメーカー
初心者におすすめ!FRONTIER(フロンティア)
バリエーションは少ないものの、用途に応じたエントリーモデルからハイエンドモデルまでのPCが揃っています。
エントリーモデルと表現されていますが、性能的にはミドルクラスに位置するため、主に最低ミドルスペックを中心とした幅広いラインナップが特徴です。
エントリーモデルとしての価格はやや高めに感じるかもしれませんが、他社の同カテゴリーと比較すると、性能は上位に位置していると感じられます。
カスタマイズや分割払いにも対応しており、一定の性能を求める方には最適です。
MDL.make
MDL.makeは他社メーカーと比較して圧倒的な安さが魅力です。
低価格だからといって、性能の低いゲーミングPCを販売しているわけではなく、高解像度、高フレームレートでもゲームを楽しめるようなハイスペックなゲーミングPCを販売しています。
性能だけでなく見た目にもこだわりたいユーザーのために、フルLED搭載PCも多数用意されており、このデザインは単純に見た目が良いだけでなく、ゲームのモチベーションを上げるのにも最適です。
mouse(マウスコンピューター)
デスクトップPCからノートPC、ゲーミングPCまで、幅広いラインアップを取り揃えています。
特にゲーミングPCブランド「G-Tune」は、eスポーツチームのスポンサーにもなっており、高い評価を受けています。
コストパフォーマンスに優れていて、低予算でも高性能なパソコンを提供している点が大きな特徴です。
大量購入や共同開発により、コストを抑えつつ高品質なパーツを使用しています。
SEVEN(セブン)
SEVENは実店舗を持たず、オンライン専売のBTOショップです。その特長は、多岐にわたるカスタマイズ項目で、ケースだけでも20以上のバリエーションから選ぶことができます。
ほとんどの項目がカスタマイズ可能でありながら、翌日には商品が発送されるという素早い納期も魅力の一つです。
高品質なパーツでのカスタマイズが可能ながら、価格帯はやや高めに設定されています。ただし、定期的にセールが行われているため、購入を検討している方は公式ホームページを定期的にチェックすることがおすすめです。
豊富な知識を有するユーザーは、納得のいく構成でパソコンをオーダーできます。
ark(アーク)
Arkは秋葉原を代表するパソコンショップの一つで、BTO(Build to Order)での販売も特徴となっています。
MSIの公認サポート店であり、直接持ち込んで修理が可能な貴重なショップでもあります。パソコンパーツメーカーとして有名なMSIからのサポートは、利用者にとって頼りになる要素となっています。
また、MSIだけでなく、ASUSやASRockなどのPCパーツの主要メーカーとのコラボにより、ゲーミングPCも販売しています。これにより、好きなメーカーのマザーボードやケースを採用したゲーミングPCを選びやすくなっています。
パーツ単位で吟味したい上級者向けのショップとして知られています。
VSPEC(ブイスペック)
オンライン販売に特化したショップで、異なるコンセプトに基づいた多岐にわたるモデルが提供されています。マイニング向けや動画編集可能なクリエイター向けなど、用途に応じて選択できるのが特長です。
カスタマイズの自由度も高く、他のショップに見られるような構成からメモリやストレージだけを単独で選ぶことはありません。
ただし、納期はやや遅いため、急いでいる方は他のショップを検討することをお勧めします。
初心者がパーツを一から選定することは難しい一方で、中級者以上には非常におすすめのショップです。
TSUKUMO(ツクモ)
BTO分野では、ドスパラやパソコン工房と同様の高い知名度を誇り、実店舗も展開しています。
豊富なPCラインナップが特徴で、手頃な価格で入手できるエントリーモデルから、全パーツを高性能なもので組み上げたハイスペックモデルまで広範に揃えています。
また、カスタマイズも綿密で、最新のパーツが一目で分かるように工夫されており、初心者の方でも安心して購入できます。
一方で、情報が豊富であるため、サイトの見た目は分かりやすいものの、不安を感じる方には購入前に問い合わせを行うことをお勧めします。
STORM(ストーム)
ストームは、非常に優れたコストパフォーマンスを誇るショップです。同じスペックのパソコンが他の店舗では考えられないほどの低価格で提供されています。
価格が手頃であるからといって、無名メーカーのパーツを使用しているわけではありません。むしろ、ASUSやMSIなど一流メーカーの製品を厳選して採用しています。
さらに、白いゲーミングPCの幅広いラインナップが魅力の一環です。グラフィックボードやCPUクーラーまで白いモデルを提供しているゲーミングPCは希少です。
特定のスペックを求め、できるだけリーズナブルに購入したい方には、ぜひおすすめのショップと言えます。
Astromeda(アストロメダ)
Astromeda(アストロメダ)は、日本初の光るゲーミングPCブランドです。マイニングベース社が創業してから間もなく、デザインと性能を両立させたゲーミングPCブランドとして注目されています。
グラフィックボードはRadeon RX 470からRX 5700 XT、またはGeForce GTX 1050 TiからRTX 2080 Tiまで幅広く用意されています。
メモリ、SSD、HDDもカスタマイズ可能で、価格は約7万円から約34万円までさまざまです。
Astromeda(アストロメダ)は美麗なデザインと光る要素に特化しており、ケース内のRGBファンやLEDメモリはカスタマイズ可能で、自分好みのカラーに変更できます。
まとめ
BTOパソコンは、カスタマイズの自由度、コストパフォーマンスの高さ、サポートの手厚さなど、多くの魅力を持っています。
自分のニーズに合わせたパーツを選ぶことで、理想のパソコンを手に入れることができます。是非一度、BTOパソコンの魅力をご体験してみてください。