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ゲーミングPCが重い・カクつく原因と対処法|初心者でもできる順番で解説

せっかくゲーミングPCを使っているのに、ゲームが重い・カクカクすると「スペックが足りないのかな…」「もう買い替えないとダメ?」と不安になりますよね。
でも、ゲーミングPCが重い・カクつく原因は、PCの性能不足だけではありません。
ゲームの画質設定が高すぎたり、使っていないアプリがたくさん動いていたり、GPUドライバーが古かったり、PC内部に熱がこもっていたりと、設定や使い方を見直すだけで改善できることもあります。
また、画面そのものがガクガクする「処理落ち」と、オンラインゲームでキャラクターがワープするような「回線のラグ」では、確認する場所も違います。
いきなりPCを買い替える必要はありません。
まずは再起動やゲーム設定など、初心者さんでも簡単に確認できるところから順番に試してみればOKです。
この記事では、ゲーミングPCが重い・カクつく主な原因と対処法を、パソコンに詳しくない人でも試しやすい順番でわかりやすく解説します。
「スペックは足りているはずなのに重い…」という場合の確認方法や、それでも改善しないときの買い替え判断まで紹介するので、ゲームの動作に困っている人は順番にチェックしてみてくださいね。
ゲーミングPCが重い・カクつくときはまず症状を確認
ゲーミングPCが重い・カクつくといっても、原因はひとつではありません。
画面全体がずっとガクガクするのか、一瞬だけ止まるのか、オンラインゲームでキャラクターがワープするのかによって、確認するところが変わります。
まずは、自分の症状に近いものがないかチェックしてみましょう。
| 症状 | 考えられる原因 | まず確認するところ |
|---|---|---|
| 画面全体がずっとガクガクする | FPS低下・スペック不足・画質設定 | ゲーム設定 |
| ときどき一瞬止まる | メモリ・VRAM不足・常駐アプリなど | PCの負荷 |
| 長時間遊ぶと重くなる | CPU・GPUの発熱 | PCの温度 |
| 特定のゲームだけ重い | ゲーム設定・ドライバー・スペック | 推奨スペック |
| キャラクターがワープする・反応が遅い | ネット回線 | ping・通信状態 |
| 前まで快適だったのに急に重くなった | アップデート・ドライバー・常駐アプリなど | 最近変更したもの |
表だけで原因を断定することはできませんが、「PC側を確認するのか」「回線を確認するのか」を切り分ける目安になります。
特に、ずっと快適に遊べていたゲームが急に重くなった場合は、すぐに「PCのスペック不足」と決めつけなくてOKです。
最近ゲームやWindowsをアップデートしていないか、新しいアプリを入れていないかなども確認してみましょう。
FPSが低い「処理落ち」と回線の「ラグ」は別物
初心者さんが混同しやすいのが、FPSが低くてカクついている状態と、ネット回線が原因で起こるラグです。
簡単に分けると、
- FPS低下:PCがゲームの映像をスムーズに作れていない
- 回線ラグ:ゲームとの通信に遅れや不安定さがある
という違いがあります。
たとえば、画面全体の動きがガクガクしている場合は、画質設定やPCスペックなどが関係している可能性があります。
一方で、自分は動けているのに敵や味方が突然ワープしたり、操作してから反応するまで時間がかかったりする場合は、ネット回線を疑った方がいいこともあります。
キャラクターがワープするなら回線、画面そのものがガクガクするならPC側を確認するのがひとつの目安です。
ただし、症状だけで必ず判断できるわけではありません。PC側と回線側の両方が影響しているケースもあります。
FPSの意味や「60fps・144fps・240fpsは何が違うの?」という基本から知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

ゲーミングPCが重い・カクつく主な原因
ゲーミングPCが重くなる原因には、ゲームの設定からPCスペック、発熱、ネット回線までさまざまなものがあります。
ここでは、特に起こりやすい原因を順番に見ていきましょう。
「難しそう…」と感じるものがあっても、この時点ですべて確認する必要はありません。
次の章では初心者さんでも試しやすい対処法から順番に紹介するので、まずは「こんな原因があるんだ」と把握するだけでOKです。
ゲームの画質設定が高すぎる
まず確認したいのが、ゲーム内の画質設定です。
ゲーミングPCにはそれぞれ処理できる性能に違いがあり、PCの性能に対して画質設定を高くしすぎると、FPSが下がって画面がカクつきやすくなります。
特に負荷が高くなりやすいのが、
- 影
- 反射
- レイトレーシング
- 高い解像度
- 描画距離
- エフェクト
などの設定です。
「ゲーミングPCだから最高設定でも大丈夫」とは限りません。
遊んでいるゲームや搭載しているGPUによっては、最高・ウルトラ設定から少し下げるだけで動作が軽くなることもあります。
すべてを最低設定にする必要はないので、重いときは負荷の大きい項目から少しずつ見直してみましょう。
PCのスペックがゲームに足りていない
ゲームが要求する性能に対して、ゲーミングPCのスペックが足りていない場合もあります。
特にゲームの動作に関わりやすいのが、
- CPU
- GPU
- メモリ
です。
初心者さんは、まずGPU=ゲームの映像を作るために重要なパーツくらいに覚えておけばOKです。
注意したいのが、ゲーム公式サイトなどに書かれている「最低スペック」と「推奨スペック」の違いです。
最低スペックを満たしていても、
起動はできるけれど、画質を上げると重い
高いFPSでは遊べない
ということがあります。
快適に遊べるか確認するときは、最低スペックだけではなく推奨スペックもチェックするのがおすすめです。
メモリやVRAMが足りていない
ゲームによっては、メモリやVRAMの不足によって動作が不安定になることもあります。
この2つは名前が似ていますが、役割が違います。
- メモリ:ゲームやブラウザなど、PC全体が作業するときに使う場所
- VRAM:GPUがゲームの映像を処理するときに使う専用のメモリ
たとえば、ゲームをしながらブラウザで動画を開いたり、Discordや録画ソフトを同時に使ったりすると、メモリの使用量が増えていきます。
また、高解像度や高画質設定ではVRAMを多く使うゲームもあります。
「メモリ16GBなら絶対にカクつかない」というわけではありません。
必要なメモリ容量はゲームによって違い、配信・録画・ブラウザなどを同時に使うかどうかでも変わります。
メモリ容量だけを見て原因を決めつけないようにしましょう。
ブラウザやアプリを開きすぎている
意外と見落としやすいのが、ゲーム以外のアプリです。
ゲームをしながら、
- Chromeなどのブラウザ
- YouTubeなどの動画
- Discord
- 録画・配信ソフト
- ゲームランチャー
- そのほかの常駐アプリ
をたくさん開いていると、CPUやメモリなどを使います。
PCのスペックに余裕があれば問題にならないこともありますが、余裕が少ない状態ではゲームが重くなる原因になることがあります。
「いつもより重いな」と感じたら、まずは使っていないアプリを閉じてみるのがおすすめです。
GPUドライバーが古い・不具合が起きている
GPUを正常に動かすために必要なのが「GPUドライバー」です。
ゲームによっては、新しいドライバーで動作の最適化や不具合修正が行われることがあります。
そのため、
新しいゲームを始めてから重い
ゲームのアップデート後から調子が悪い
しばらくGPUドライバーを更新していない
という場合は、ドライバーも確認してみましょう。
ただし、「とにかく最新版にすればFPSが必ず上がる」というものではありません。
更新直後に不具合が起きるケースもあるため、ゲームが急に重くなった場合は「最近ドライバーを更新したかどうか」も確認しておくと原因を探しやすくなります。
GPUドライバーの確認・更新方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

CPU・GPUが熱くなりすぎている
ゲーム中はCPUやGPUに大きな負荷がかかるため、PC内部の温度も上がります。
ある程度の発熱は正常ですが、熱くなりすぎると、パーツを守るために性能を落として動作することがあります。
簡単にいうと、
熱くなりすぎると、自動的にスピードを落として故障を防ぐことがあります。
このような仕組みは「サーマルスロットリング」と呼ばれます。
特に、
ゲームを始めた直後は快適なのに、しばらく遊ぶと重くなる
という場合は、温度も確認してみましょう。
PC内部にホコリがたまっていたり、吸気口・排気口がふさがっていたりすると、熱がこもりやすくなることもあります。

ストレージの空き容量が少ない
SSDなどのストレージに空き容量がほとんど残っていない場合も、PCの動作に影響することがあります。
ゲーム本体だけで100GB以上使うタイトルもあるため、気づかないうちにSSDがいっぱいになっていることも珍しくありません。
ただし、
「SSDの空き容量が少ない=必ずFPSが下がる」わけではありません。
ストレージ不足は、ゲームやWindowsのアップデートができない、ロードに影響する、一時的な引っかかりが起こるなど、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。
空き容量がほとんどない場合は、使っていないゲームや不要なファイルを整理してみましょう。
Windows・ゲーム側の設定が合っていない
ゲーミングPC本体の性能に問題がなくても、Windowsやゲーム側の設定によって本来の性能をうまく使えていないことがあります。
Windows 11にはゲーム向けの「ゲームモード」や、アプリごとに使用するGPUを選べるグラフィックス設定があります。
また、ゲーム側にも、
- FPS上限
- V-Sync(垂直同期)
- 解像度
- DLSS・FSR
- フレーム生成
など、動作の軽さに関係する設定があります。
ただし、設定項目はゲームやPCによって違います。
ネットで見つけた設定を全部そのまま変更するのではなく、自分の環境に合うものだけ確認するのがおすすめです。
具体的にどこを変更すればいいのかは、このあと順番に解説します。
ネット回線が原因になっている
オンラインゲームで「カクつく」と感じる場合は、PCではなくネット回線が原因になっていることもあります。
たとえば、
- キャラクターが突然ワープする
- ボタンを押してから反応するまで遅れる
- 敵の動きが飛び飛びになる
- 接続が頻繁に切れる
といった症状です。
この場合は、ゲームの画質設定を下げても改善しない可能性があります。
Wi-Fiの電波が弱かったり、同じ回線で大容量のダウンロードや動画視聴をしていたりすると、通信が不安定になることがあります。
一方で、ネット回線が遅いからといって、PCが作り出すFPSそのものが必ず下がるわけではありません。
PC側の処理落ちとネット回線のラグは分けて考えるようにしましょう。
オンラインゲームだけ重い・カクつく場合は、後ほど紹介する回線の確認方法もチェックしてみてください。
まず試したい|ゲーミングPCが重いときの対処法7つ
ゲーミングPCが重い・カクつくときは、いきなり難しい設定を変更する必要はありません。
まずは、簡単にできて元に戻しやすいものから順番に試すのがおすすめです。
ここでは、初心者さんでも確認しやすい順番で7つの対処法を紹介します。
① ゲームとPCを再起動する
最初に試したいのは、ゲームやPCの再起動です。
長時間PCを使っていたり、ゲームやアプリを何度も起動したりしていると、一時的な不具合やメモリ使用量の増加などによって動作が重くなることがあります。
ゲームだけ重い場合は、まずゲームを終了してもう一度起動してみましょう。
それでも改善しない場合は、PC自体を再起動します。
シャットダウンではなく、Windowsの「再起動」を選ぶのがおすすめです。
② 使っていないアプリを閉じる
ゲーム以外のアプリをたくさん開いている場合は、使っていないものを閉じてみましょう。
特に、
- Chromeなどのブラウザ
- YouTubeなどの動画
- Discord
- 録画・配信ソフト
- 画像・動画編集ソフト
- 使っていないゲームランチャー
などを同時に起動していると、CPUやメモリを使います。
どのアプリが負荷をかけているかわからない場合は、Windowsの「タスクマネージャー」から確認できます。
Ctrl+Shift+Escを押すとタスクマネージャーを開けるので、「プロセス」からCPUやメモリを多く使っているアプリを確認してみましょう。
ただし、何でも終了すればいいわけではありません。
名前がわからないWindowsのシステム項目を適当に終了するのはおすすめしません。
まずはChromeやDiscordなど、自分で起動したことがわかるアプリだけ閉じればOKです。
③ ゲームの画質設定を下げる
PCゲームが重いときに、特に効果を感じやすいのがゲーム内の画質設定の見直しです。
高画質にするほどGPUなどへの負荷が大きくなるため、PCの性能に対して設定が高すぎるとFPSが下がってカクつきやすくなります。
ただし、すべての設定をいきなり「低」や「最低」にする必要はありません。
まずは負荷が大きくなりやすい項目から少しずつ下げてみましょう。
おすすめの確認順は、
- レイトレーシングをオフにする
- 影・反射・エフェクトなどを下げる
- DLSS・FSRなどが使えるか確認する
- それでも重ければ解像度を見直す
という流れです。
たとえば「最高」から「高」に変更するだけでも、見た目を大きく崩さずに軽くなる場合があります。
④ DLSS・FSRなどのアップスケーリングを使う
対応しているゲームなら、DLSSやFSRなどのアップスケーリング機能も確認してみましょう。
初心者さん向けに簡単にいうと、PCへの負荷を抑えながら、できるだけきれいな映像で遊びやすくする機能です。
代表的なものには、
- NVIDIA DLSS
- AMD FSR
- Intel XeSS
などがあります。
ゲームによっては、
- Quality(品質)
- Balanced(バランス)
- Performance(パフォーマンス)
などのモードを選べます。
画質を重視するならQuality、FPSをもう少し上げたい場合はBalancedなど、少しずつ変更して確認するとわかりやすいです。
ただし、すべてのゲーム・GPUで使えるわけではありません。
設定画面にDLSSやFSRなどの項目がある場合に試してみればOKです。
⑤ GPUドライバーを更新する
画質設定を見直しても改善しない場合は、GPUドライバーも確認してみましょう。
GPUドライバーが古いと、新しいゲームへの最適化や不具合修正が反映されていないことがあります。
NVIDIA GeForceならNVIDIA App、AMD RadeonならAMD Software: Adrenalin Editionなどから確認できます。
ただし、ここでは細かい更新手順まで覚えなくて大丈夫です。
GPUドライバーの確認方法や更新手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。

また、ドライバーを更新すれば必ずFPSが上がるわけではありません。
更新直後から急に重くなった場合は、逆にドライバー側の不具合が関係している可能性もあります。
⑥ Windowsのゲーム設定を確認する
ゲーム側だけでなく、Windowsの設定も確認してみましょう。
Windows 11では、「ゲームモード」や「グラフィックス」などゲーム向けの設定があります。
まず確認しておきたいのは、
- ゲームモード
- アプリごとのグラフィックス設定
- 使用するGPU
などです。
特に、内蔵GPUとグラフィックボードの両方が使えるPCでは、ゲームが意図したGPUで動作しているか確認しておくと安心です。
Windowsの「設定」から、
システム → ディスプレイ → グラフィック
と進むと、アプリごとのグラフィックス設定を確認できます。
ゲームごとにGPUを指定できる場合は、「高パフォーマンス」を選ぶことでグラフィックボード側を使用できます。
ただし、設定項目はPC環境によって異なります。
初心者さんは、まずWindows標準のゲーム設定から確認すれば十分です。
⑦ PCの温度やホコリを確認する
ゲームを始めた直後は快適なのに、30分〜数時間遊んでいるとだんだん重くなる場合は、PC内部の温度も確認してみましょう。
CPUやGPUはゲーム中に熱くなります。
ある程度の発熱は問題ありませんが、温度が高くなりすぎるとパーツを守るために性能を抑えて動作することがあります。
特に確認したいのが、
- PCの吸気口や排気口をふさいでいないか
- 壁に近づけすぎていないか
- PC内部にホコリがたまっていないか
- ファンが正常に回っているか
です。
PCを何か月も掃除していない場合は、ホコリが原因で冷却しにくくなっていることもあります。

長時間遊んだときだけ重くなるなら、画質設定だけでなく発熱も疑ってみましょう。
FPSが低いときに確認したい設定
「ゲームは動くけれどFPSが思ったより出ない」「もっと滑らかに遊びたい」という場合は、もう少し設定を確認してみましょう。
ここでは、特にFPSに関係しやすい設定だけをまとめます。
ゲーム内のFPS上限を確認する
まず確認したいのが、ゲーム内のFPS上限です。
ゲームによっては、
- 60fps
- 120fps
- 144fps
- 240fps
- 無制限
など、最大FPSを設定できることがあります。
たとえばPCに200fps以上出せる性能があっても、ゲーム側で「最大60fps」に設定されていれば、それ以上には上がりません。
「なぜか60fpsから上がらない」という場合は、ゲームのグラフィック・ビデオ設定にFPS上限の項目がないか確認してみましょう。
ただし、必要以上に高く設定すれば必ず快適になるわけではありません。
使っているモニターのリフレッシュレートやPC性能とのバランスも大切です。
V-Sync(垂直同期)を確認する
ゲーム設定に「V-Sync」「垂直同期」という項目がある場合も確認してみましょう。
V-Syncは、簡単にいうとゲームの映像とモニターの表示タイミングを合わせるための機能です。
画面のズレ(ティアリング)を抑えられる一方で、環境によってはFPSが制限されたり、操作の遅延を感じたりすることがあります。
そのため、
FPSが特定の数字から上がらない
という場合は、V-Syncがオンになっていないか確認してみる価値があります。
ただし、V-Syncは必ずオフにすればいいわけではありません。
画面のちらつきやズレが気になる場合など、オンの方が快適なケースもあります。
一度オン・オフを切り替えて、自分の環境で遊びやすい方を選びましょう。
解像度と画質設定を見直す
FPSを上げたい場合は、解像度や画質設定も重要です。
基本的には、
解像度・画質が高いほどPCへの負荷が大きくなり、FPSは下がりやすくなります。
4Kで重い場合はWQHDやフルHDへ変更するなど、解像度を下げることでFPSが上がることがあります。
ただし、最初から解像度を大きく下げる必要はありません。
先ほど紹介したように、
レイトレーシング → 影・反射など → アップスケーリング → 解像度
の順で調整する方が、映像のきれいさを残しやすいです。
DLSS・FSR・フレーム生成を確認する
対応しているゲーム・GPUなら、DLSSやFSRだけでなく「フレーム生成」が利用できることもあります。
フレーム生成は、簡単にいうと追加のフレームを生成して、画面をより滑らかに見せる機能です。
対応環境では表示されるFPSを大きく伸ばせる場合があります。
ただし、
- 対応GPUが必要
- 対応していないゲームもある
- 遅延や画質への影響がある場合もある
ため、すべての環境でオンにするのが正解というわけではありません。
設定項目がある場合は、オン・オフを試して遊びやすい方を選びましょう。
FPSが上がってもモニター設定が60Hzなら注意
ゲーム内で144fpsや240fpsが出るようになっても、モニター側の設定も確認しておきましょう。
144Hzや240Hz対応のゲーミングモニターを使っていても、Windows側のリフレッシュレートが60Hzのままになっていることがあります。
この状態では、せっかく高リフレッシュレート対応モニターを使っていても、本来の滑らかさを活かせません。
144Hz・240Hzへの変更方法はこちらで詳しく解説しています。
スペックは足りているのに重い・カクつくときは?
ゲームの推奨スペックを満たしているのに重い・カクつく場合は、単純なPC性能不足以外の原因も考えてみましょう。
特に、
- 前までは普通に遊べていた
- 特定のゲームだけ重い
- アップデート後から急にカクつくようになった
という場合は、PCそのものを買い替える前に確認しておきたいポイントがあります。
以前は快適だったか確認する
まず思い出してほしいのが、同じゲームを以前は快適に遊べていたかどうかです。
もし前までは問題なく遊べていたのに、最近になって急に重くなったのであれば、最初からPCのスペック不足を疑う必要はありません。
たとえば、
- Windowsを更新した
- GPUドライバーを更新した
- ゲームが大型アップデートされた
- 新しいアプリを入れた
- 録画・配信ソフトを使い始めた
- PC内部にホコリがたまってきた
など、あとから変わったものが原因になっている可能性があります。
タスクマネージャーでCPU・GPU・メモリを確認する
原因がわからない場合は、Windowsの「タスクマネージャー」でPCの負荷を確認してみましょう。
Ctrl+Shift+Escを押すとタスクマネージャーを開けます。
ゲームを起動した状態で「パフォーマンス」や「プロセス」を確認すると、CPU・GPU・メモリがどのくらい使われているかを見ることができます。
目安としては、次のように考えるとわかりやすいです。
| 状態 | 疑うところ |
|---|---|
| GPU使用率が高い | 画質・解像度・GPU性能 |
| CPU使用率が高い | CPU負荷・常駐アプリ |
| メモリ使用量が多い | メモリ不足 |
| 全体的に余裕がある | 回線・ゲーム側・ドライバーなど |
たとえば、GPUの使用率が高い状態でFPSも低いなら、画質設定や解像度が重すぎないか確認してみましょう。
一方で、メモリ使用量がかなり多い場合は、ブラウザやDiscordなどゲーム以外のアプリを閉じることで改善することがあります。
ただし、使用率が高い=故障しているとは限りません。
ゲーム中はGPU使用率が高くなること自体は珍しくなく、使用率だけで「このパーツが悪い」「ここがボトルネック」と断定するのはおすすめしません。
あくまで、原因を探すための目安として使いましょう。
最近Windowsやドライバーを更新していないか確認する
WindowsやGPUドライバーは、新しい機能や不具合修正のために更新されます。
基本的には最新状態を保つのがおすすめですが、更新直後から急にゲームが重くなった場合は、その更新が関係している可能性もあります。
特に、
更新する前までは快適だった
更新した直後から特定のゲームだけ重くなった
という場合は、ゲーム公式のお知らせやGPUメーカー側で不具合情報が出ていないか確認してみましょう。
逆に、長い間ドライバーを更新していない場合は、新しいゲームへの最適化が反映されていない可能性もあります。
つまり、
「とにかく更新すれば直る」でも「更新しない方がいい」でもありません。
重くなったタイミングと、最近変更したものを一緒に確認するのが大切です。
GPUドライバーの更新方法がわからない人は、こちらの記事も参考にしてください。

特定のゲームだけならゲーム側も確認する
ほかのゲームは快適なのに、ひとつのゲームだけ急に重くなった場合は、PCではなくゲーム側に原因があるケースもあります。
特に大型アップデート直後は、
- 新しい不具合が発生している
- グラフィック設定が変わっている
- シェーダーの読み込みなどで一時的に重くなる
- 推奨スペックが変わっている
といったことがあります。
そのため、
このゲームだけカクつく
という場合は、PCの設定を大きく変える前に、ゲーム公式サイトや公式SNSなどで不具合情報が出ていないか確認してみましょう。
同じタイミングで多くのプレイヤーに症状が出ているなら、自分のゲーミングPCに問題がない可能性もあります。
オンラインゲームだけカクつくなら回線も確認
Apex LegendsやVALORANT、Fortniteなどのオンラインゲームだけカクつく場合は、PC性能だけでなくネット回線も確認してみましょう。
ネット回線が不安定になると、
- キャラクターがワープする
- 敵の動きが飛び飛びになる
- ボタンを押してから反応するまで遅れる
- 一瞬止まってから急に動き出す
といった症状が出ることがあります。
これはPCの処理が追いつかない「FPS低下」とは別の問題です。
オンラインゲームだけ調子が悪い場合は、次のポイントも確認してみましょう。
Wi-Fiを使っている
Wi-Fiはケーブルを使わずに接続できて便利ですが、距離や壁、周囲の電波などの影響を受けることがあります。
特に、
- ルーターからPCが離れている
- 間に壁や扉が多い
- Wi-Fiの電波が弱い
- 家族と同時に通信している
といった環境では、通信が不安定になることがあります。
オンラインゲームをできるだけ安定して遊びたい場合は、可能であれば有線LANも検討してみましょう。

pingが高い
オンラインゲームでは「ping」という数値が、通信の応答速度を見る目安として使われます。
簡単にいうと、自分のPCからゲームサーバーへデータを送り、返ってくるまでにどのくらい時間がかかっているかを表す数値です。
基本的には、pingが低いほど反応が速く、高くなるほど操作の遅れを感じやすくなります。
ただし、快適と感じるpingの目安はゲームによっても異なるため、数字だけで判断するのではなく、
普段より急に高くなっていないか
を見るのがおすすめです。
通信が不安定
平均的な通信速度が速くても、通信が安定していなければゲーム中にカクつくことがあります。
たとえば、
普段は普通なのに、ときどき一瞬だけキャラクターが飛ぶ
という場合は、通信が一時的に不安定になっている可能性があります。
ルーターやONUを長期間再起動していない場合は、一度再起動してみるのもひとつの方法です。
また、Wi-Fiを使っている場合は、PCとルーターの距離や電波状況も確認してみましょう。
ダウンロードや動画再生を同時にしている
ゲームをしながら大容量のデータをダウンロードしたり、同じ回線で4K動画などを再生したりしていると、通信が混雑することがあります。
特に、
- Steamなどで別のゲームをダウンロードしている
- Windows Updateが動いている
- クラウドへ大きなファイルをアップロードしている
- 家族が動画視聴やダウンロードをしている
といった場合です。
オンラインゲーム中にラグを感じるなら、一度ダウンロードや動画再生を止めて変化があるか確認してみましょう。
それで改善するなら、PC性能ではなく回線の混雑が原因だった可能性があります。
オンラインゲームを安定して遊びたい人は、Wi-Fiと有線LANの違いもあわせて確認しておくと安心です。

それでも重いならPCスペック不足を確認
ここまで設定やドライバー、発熱、回線などを確認してもゲームが重い・カクつく場合は、PCのスペックが足りているか確認してみましょう。
ただし、「重い=すぐ買い替え」ではありません。
まずは遊びたいゲームの推奨スペックと、自分のPCに搭載されているCPU・GPU・メモリを比べてみるのがおすすめです。
ゲームの推奨スペックを確認する
ゲーム公式サイトには、
- 最低スペック
- 推奨スペック
が書かれていることがあります。
ここで大切なのは、最低スペックではなく推奨スペックを確認することです。
最低スペックは、あくまで「ゲームを動かすために必要な最低ライン」と考えた方がわかりやすいです。
最低スペックを満たしていても、
起動はできるけれど画質を上げると重い
FPSが思ったように出ない
場面によってカクつく
ということがあります。
快適に遊びたい場合は、推奨スペックをひとつの目安にしましょう。
また、同じゲームでも、
- フルHDで遊ぶ
- WQHD・4Kで遊ぶ
- 60fpsを目指す
- 144fps・240fpsを目指す
といった遊び方によって必要な性能は変わります。
「推奨スペックを満たしているから、どんな設定でも快適」とは限らない点には注意してください。
GPUが足りない場合
画質を上げたときにFPSが大きく下がる場合は、GPU性能が足りていない可能性があります。
GPUは、ゲームの映像を描画するために特に重要なパーツです。
たとえば、
- 高画質で遊びたい
- WQHDや4Kで遊びたい
- レイトレーシングを使いたい
- 144fps・240fpsなど高いFPSを狙いたい
といった場合は、GPUへの負荷も大きくなります。
画質設定を下げると快適になるのであれば、そのゲームに対してGPU性能にあまり余裕がない可能性があります。
ただし、GPU使用率が高いだけで「GPU不足」と決めつける必要はありません。
ゲーム中にGPUをしっかり使っていること自体は普通なので、推奨スペックや実際のFPS、画質設定などとあわせて判断しましょう。
GPUについて詳しく知りたい人はこちらも参考にしてください。

CPUが足りない場合
CPU性能が足りないと、GPUに余裕があってもFPSが伸びにくいことがあります。
特に、
- VALORANTやApex Legendsなどで高FPSを狙う
- 多くのキャラクターやオブジェクトが動く
- シミュレーション処理が多い
- ゲームをしながら配信・録画する
といった場合は、CPU性能も重要です。
「画質を下げてもFPSがあまり上がらない」というときは、GPUだけでなくCPU側が影響している可能性もあります。
とはいえ、初心者さんがCPU使用率だけを見てボトルネックを断定するのは難しいです。
遊びたいゲームの推奨CPUと、自分のCPUがどのくらい違うかを見るところから始めればOKです。
CPUについて詳しく知りたい人はこちらも参考にしてください。

メモリが足りない場合
メモリ不足でも、ゲーム中にカクついたり、ほかのアプリとの切り替えが重くなったりすることがあります。
現在は16GBでも快適に遊べるゲームが多い一方で、ゲームによっては32GBあると安心なケースもあります。
特に、
- 重いゲームを遊ぶ
- ゲームしながらChromeをたくさん開く
- Discordを使う
- 配信・録画する
- 動画編集もする
といった使い方では、メモリ使用量が増えやすくなります。
そのため、
16GBだからダメ
32GBなら絶対大丈夫
と単純には判断できません。
タスクマネージャーでゲーム中のメモリ使用量を確認し、常に余裕がほとんどない状態なら、増設を検討してもいいでしょう。
設定で直らないならパーツ交換・買い替えも検討
ゲーム設定やドライバー、温度、回線などを確認しても改善せず、推奨スペックも大きく下回っている場合は、パーツ交換やPCの買い替えを考えるタイミングです。
ただし、不足しているパーツによってはPCを丸ごと買い替えなくても済むことがあります。
まずは、どこが不足しているのかを確認してみましょう。
メモリ不足だけなら増設で済むこともある
CPUやGPUの性能は足りていて、メモリだけ不足しているなら、16GBから32GBへ増設することで改善することがあります。
ただし、対応するメモリ規格や空きスロットの確認が必要です。
増設に不安がある場合は、BTOメーカーやPCショップへ相談しましょう。
ストレージ不足ならSSD追加も選択肢
ゲームをたくさんインストールしてSSDの空き容量が少なくなっている場合は、SSDを追加する方法もあります。
最近のPCゲームは1本で数十GB〜100GB以上使うこともあり、500GBや1TBのSSDでは容量が足りなくなることもあります。
CPUやGPU性能に問題がないなら、ストレージ不足だけを理由にPCを買い替える必要はありません。
使っていないゲームを削除するほか、
- SSDを増設する
- より大容量のSSDへ交換する
- ゲーム保存用のSSDを追加する
といった方法があります。
ただし、ストレージを増やしたからといって、GPU性能不足によるFPS低下が直るわけではありません。
何が原因なのかを分けて考えることが大切です。
CPU・GPUが大きく不足しているならPC買い替えもあり
遊びたいゲームに対してCPUやGPU性能が大きく足りていない場合は、パーツ交換よりPCごと買い替えた方がいいこともあります。
特に古いゲーミングPCでは、GPUだけ新しくしようとしても、
- CPUも古い
- 電源容量が足りない
- ケースに新しいGPUが入らない
- マザーボードも交換が必要
- 冷却性能も見直したい
など、ほかのパーツまで交換が必要になることがあります。
こうなると、想像していたより費用も手間も増えやすいです。
CPUもGPUも電源も…と何か所も交換するなら、初心者さんはPCごと買い替えた方がわかりやすいと思います。
一方で、
推奨スペックをかなり下回っている
今後も新しいゲームを遊びたい
CPU・GPUの両方が古い
複数パーツの交換が必要
という場合は、新しいゲーミングPCも選択肢に入れてみましょう。
どのくらいの性能を選べばいいかわからない人は、まずはこちらの記事から確認するのがおすすめです。
ゲーミングPCが重い・カクつくときのよくある質問
- スペックは足りているのにカクつくのはなぜ?
-
スペック以外にも、画質設定・発熱・ドライバー・メモリ使用量・ゲーム側の不具合・ネット回線などが原因になることがあります。
以前は快適だったなら、最近のアップデートや設定変更も確認してみましょう。
- メモリ16GBだとゲームはカクつく?
-
16GBでも快適に遊べるゲームは多いですが、重量級ゲームや配信・録画、ブラウザなどを同時に使う場合は足りなくなることがあります。
メモリ使用量が多い場合は、32GBへの増設も選択肢です。
- グラボのドライバーを更新すると軽くなる?
-
改善することはありますが、更新すれば必ずFPSが上がるわけではありません。
長期間更新していない場合や、新しいゲームを始めたときは一度確認してみましょう。
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-
Wi-Fiでも遊べますが、電波状況によっては通信が不安定になり、ラグを感じることがあります。
キャラクターがワープしたり操作が遅れたりする場合は、回線側も確認してみましょう。
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-
使った年数だけで必ず重くなるわけではありません。
ただし、新しいゲームほど要求スペックが高くなるため、古いPCでは徐々に性能不足を感じることがあります。
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まとめ|重い・カクつくときは簡単な原因から順番に確認しよう
ゲーミングPCが重い・カクつくときは、いきなり買い替えを考えなくても大丈夫です。
まずは、
- PC・ゲームを再起動
- 不要なアプリを閉じる
- ゲームの画質設定を見直す
- ドライバー・Windows設定を確認
- 温度・メモリ・ストレージを確認
- 回線を確認
- 推奨スペックを確認
の順でチェックしてみましょう。
設定を変えても改善せず、遊びたいゲームの推奨スペックを大きく下回っている場合は、買い替えを検討してもOKです。





